税理士試験 消費税①

消費税は初めて税法を勉強するのにいいと思います。実務でもマストです。税理士賠償責任が一番多いのも消費税関連です。しっかり勉強するに越したことはありません。


ボリュームが少ない分、真面目にやれば一年で充分合格レベルに達します。


理論は100%を目指して地道に頑張りましょう。数が少ないので時間をかければなんとかなります。僕は完璧に覚えたのは8割ぐらいだったと思います。残りの2割は自分の言葉で書けるかなーくらいでした。


問題は計算です。

ぼくは仮計算表を作っていると全く時間が足りませんでした。

なので問題用紙に分類が分かるように記号を書き込んで、回答用紙に直接金額を転記していました。

課税売上はピンクのマーカー、課税仕入は青のマーカーを使っていました。

記号は分かりやすく、かつすぐに書けるものがいいです。なんでもいいです、分かれば。

これで大抵の問題は時間内で終わるようになりました。


あと納税義務者の判定は絶対に間違えないでください。苦手意識があれば自信がつくまでひたすら個別問題を繰り返しましょう。ここで間違えると受かりません。


また過去問は5回くらい解いた方がいいです。僕が合格したときは過去問から似たようなものがチラホラ出題されていました。勉強時間がなければ、計算パターンは書かずに課税売上と課税仕入の分類だけでもやりましょう。それだけでも大分覚えます。


なんとか無事一発合格できました。


税理士試験 理論の覚え方

理論の覚え方は人それぞれあると思います。
ぼくは、全ての理論を洋楽に乗せて録音して、それを聞きまくったりシャドーイングして覚えました。
相続税勉強してたときは、1歳の息子を抱っこ紐で寝かしつけながら理論暗記したりしてました。

具体的には、パソコンでお気に入りの洋楽を流して、理論をリズムに乗せて歌い?それをiPhoneボイスレコーダーで録音していました。

一理論に対して一曲といった感じです。
普通のポップみたいな曲があわせやすいです。ヒップホップは向かないです。

耳が空いていればいつでも理論の暗記ができたので、効率がよかったと思います。

結構ふざけた感じで歌った方が、記憶に残ります。

おかげで今でも出だしのところは思い出せる理論があります。全部覚えてる理論はないですが。

誰も聞いてません、恥ずかしがらずに録音しましょう。理論暗記の苦痛が少しは和らぐはずです。

税理士試験 法人税 ②

法人税の受験履歴です。


1年目 基礎期で脱落。簿記論との両立ができなかった。


2年目 応用期で脱落 。簿記論との両立ができなかった。一応試験は受けただけど二日酔いで受けて、c判定。


3年目 簿記論をやらずに法人税のみ集中、合格


結局、働きながら二科目受験は無理だということがわかりました。





税理士試験 法人税①

税理士試験の法人税は実にクレイジーです。
あの量の理論を覚えるのはほぼ不可能だと思います。実際、ぼくは覚えられませんでした。

でも合格しました。
なぜででしょう。

それは実務をやっていたからです。実務をやっていると改正の論点は嫌でもやることになります。そこが意外と試験に出るのです。

また最近の傾向として、実務的な論点が多く出題されているということもあります。

前の会社の上司が、仕事頑張ってる人の方が試験に受かる、と言っていました。嫌いな上司でしたが、その言葉には結構励まされた覚えがあります。

もちろん基本的な理論は覚える必要がありますし、計算パターンだって応用期のレベルまではきちんと押さえておく必要はあります。

税理士試験 簿記論①

簿記論は難しいです。

ぼくは、結局4回受験しました。

最後の科目が簿記論になってしまいました。

そのくらい相性が悪かったです。


コツはないです。


テキストの仕訳は全て覚える必要があります。ほぼ反射的に仕訳が切れるくらいにならないと合格は難しいです。

よくスポーツに例えられますが、本当そんな感じだと思います。


ただ電卓を素早く叩きまくる必要はないです。2度打ちするくらいなら丁寧に一回あった方がいいです。自信ないとかだけ2回打ちましょう。

電卓にアンサーチェック機能が付いていると便利です。

左手で打ったが効率がいいでしょう。

税理士試験

税理士試験は非常に難しいです。


ぼくはずっと働きながら受験してました。

結果的に7年かかって官報合格しましたが、かなり運が良かったように思います。

27歳〜34歳まで受験してました。

長かった。


合格科目は

簿記論

財務諸表論

法人税

消費税

相続税

です。


会計事務所、中堅の税理士法人を経て、今は転職して国際税務みたいなことをやっています。