税理士試験 相続税法①

相続税はミニ税法に分類されますが、合格するのはかなり厳しいです。


相対的に受験生のレベルがとても高いので、平均点がやたら高いです。初学者は自信をなくします。


計算は同じようなことを何度も書かないといけないので、分かっていても時間内に終わりません。適当に端折るのも難しいので、他の科目以上に反射的に答えが分かるくらい習熟する必要があります。

かなり厳しいですが、何度も繰り返し解いているとそれなりに出来るようになります。とにかく基本を大切にしてください。

また相続人判定で間違えると、終わりなのでここだけは慎重に絶対に何があっても合わせてください。間違えると絶対に受かりません。


理論は非常に覚えづらいです。理論数は法人税と消費税の間くらいなので、主要な理論は一年あればなんとか覚えられます。全てを完璧に覚えるの厳しいですが、ぼくは6割くらいはほぼ覚えたと思います。残り3割はなんとか自分の言葉で書けるくらいでした。

予備校のcランクの理論はそもそも理解出来なかったので、捨てはしませんでしたが、出題されたら終わりかなーと思って本試験を迎えました。

比較的ベタ書きが多いので、A、Bランクの理論は頑張って覚えましょう。あと改正の論点も出来るだけしっかり覚えた方がいいです。


何故かわかりませんが一発合格できました。自分でも奇跡だと思っていますが、子供と遊びたいし、ブラック会計事務所を辞めて転職したかったので、絶対に一回で合格するという気持ちはすごくあったと思います。


格通知が来たときは嬉しい反面、すごくホッとしたのを覚えています。